当社では主に木造住宅の柱、梁、桁など、構造物の耐力部材として使用される中断面集成材、小断面集成材を扱っています。 多くのサイズのJAS製品について住宅会社やプレカット工場の注文に応じて邸別にして販売しています。
時代の要請である国産材に対するニーズの高まりの中、国産のヒノキを使った構造用集成材の販売を行っています。 ヒノキの持つ強度や耐久性と集成材特有の均一性により構造用材の高付加価値化を実現しました。
当社では長年にわたり日本全国の主要産地の国産材製品を販売しています。 全国の産地メーカーとの信頼関係を基に柱・土台を中心に一般材から役物(高級材)まで幅広く取り扱っています。
近年、中部地方はもとより、九州、四国、中国地方での国産材原木の調達・販売を積極的に行っています。 樹種は杉、桧主体で、用途は海外への輸出用、合板用、集成材ラミナ用・製材用、チップ用など様々です。
世界的にツーバイフォー住宅に使われる北米産の製材品。 2インチ×4インチ(乾燥後38ミリ×89ミリ)が基本寸法です。 スプルース材(S)、パイン材(P)、ファー材(F)の3つの樹種が混ざっているSPF材を自社加工用、商材販売用として各サイズを在庫しています。
植林木である欧州産のホワイトウッドやレッドウッド製品は近年日本で最もポピュラーな建築用材となっています。 また、ニュージーランドやチリを原産地とする植林木であるラジエータパインを取り扱っています。
当社は米国ウエハウザー社の代理店としてTJIやLSL、パララムなどのエンジニアードウッドを取り扱っています。 特にTJI(トラス・ジョイスト・アイビーム)は高性能でスパンが飛ばせる為、自由度の高い設計を可能にします。
LVL(単板積層材)は寸法精度が高く加工がしやすい為、近年建築用材として需要を伸ばしています。 特に、杉などの国産材を原材料にしたLVLは資源の有効利用と部材の高精度化を両立した製品です。
国産材を原材料とした集成間柱などの製品は住宅の高品質化に伴い、住宅メーカーでの採用が増えています。 当社では長年取引をしている信頼できるメーカーの集成材を取引先の住宅メーカーの要望に合ったサイズで販売をしています。
建材メーカーが製造するカタログ製品の他、ハウスメーカー向けに「特注製品」を納材しています。 また、工場内で部材のセット化や組み立てなどの作業も行っています。
9mmや12mm厚の「針葉樹合板」の主原材料は国産材にシフトしております。 当社では品質の安定した国産の針葉樹合板について在庫を持ち安定供給に努めています。
配向性ストランドボード=OSBはアスペン等の樹種を使って北米で生産され日本に輸出されています。 当社では合板の代替材として住宅用にOSBを販売しています。
生産物流センターでは「自動ピッキング装置」*通称:バイキングを設備し梁や桁などの重量のある部材のピッキングを機械化しています。 また、土台、柱、羽柄材に関しても住宅の幅広い仕様に対応できるよう邸別ピッキングの体制を整備しています。
住宅メーカー向けの「羽柄材プレカット」と「合板プレカット」はCADデータを加工機械に送り自動加工されます。 確かな品質と生産性の向上を実現する為、様々な改善活動が継続的に行われています。
2×4住宅は枠組壁工法と呼ばれ壁(面)で住宅を支えます。 建築現場での工期短縮や職人不足に対応する為、事前に工場で床や壁のパネルを作成して施工現場へ届けます。
注文いただいた住宅資材を確実にお届けするために「物流」の重要性が増しています。 社内でトラック╱ドライバ-を有するほか物流業者に委託し、貨物を安全にお届けするよう心がけています。
当社では、「切断」「切削」「加工」など木材加工を行う設備を有し、また、専門性の高い協力工場への委託も行っています。
インターナルファン式人工乾燥設備を15室有し、住宅用、楽器用、家具用の委託乾燥業務を行っています。 また熱処理認定業者として輸出用梱包木材の加熱処理並びに証明書発行を行っています。
当社では、国産材の取扱高拡大の方針のもと、木材産地の立木を購入し専門の伐採業者に委託して伐採を行っています。 山林での木材伐採については経験と技術が必要な業務であり今後ますます重要な機能となると考えています。
日本の森林蓄積量は戦後植えられた人工林を中心に毎年増加しており森林の循環サイクルを守るためにも、利用促進が急務となっています。 当社では安定的に集荷した原木を船積みする木材輸出港に輸送し輸出用材として販売しています。